超初期コンセプト
Chapter 2のアイデアをあれこれ出しながら、かなり初期のころに描いたものの1つ。当初から、顔がコンセントになっている敵を入れたいと思っていました。
(このアイデアが最高すぎる証拠に、最新の『マリオ&ルイージRPG』にも、そういう敵が出てきますね!!)
これはただのスケッチで、デザインと呼べるものではないので、採用した案は1つもありません。「コンセントマン」の絵は、すごく気に入ってます(笑)
ウィルスン、スパムトン、マウスが誕生する前に出したアイデアたち。
最終的には、この3つのキャラとかぶるのでボツになりました。
「マッドメイラー」は、ネクタイを手みたいに使ってモノをつかめそう。
一段目のは、なんだろう… カービィに出てくる敵?
Chapter 1を作る前に描いたもの。キャラクターは仮コンセプトで、実際に使うキャラとして描いたものではありません。単に、 「こんなふうにショップのビジュアルにイカしたキャラを配置できるね」という例を描いてみただけ。
それが最終的に、Chapter 1のルールノーに使われることになりました。
ショップの店員はクールなサイバーロボットだったりして?
ボディの部分のデザインは考えなかったし、ここからアイデアを膨らませることもなく終わりました。
クイーン
敵キャラたち
当初は、クルマとも戦えるようにするつもりでした。ポーズはいまでも気に入ってます。
ちなみに、「脚の生えたクルマ」は、『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』にデフォで入っている3Dモデルから着想を得ました。
もともと「タスク(TASQUE)」は「TUSQUE」というスペルで、ライオンにしようと思っていました(英語で「Tusk(タスク)」はキバという意味なので)。猛獣使いの「TASQUE」が操る設定で、この「TASQUE」が最終的には「タスクマネージャー」になりました。ムチを持っているのは、そういうわけなんです。ちゃんと理由があるんですよ!
しっぽの先がポインターになっていて、制圧されると砂時計に変わるところは、なかなか凝ってて気に入ってます。
「なでられすぎて興奮しすぎる」というのは、僕が子どものころの、ある思い出がもとになっています。いとこの家に遊びにいったらロボット犬の「aibo」がいて、僕と兄たちがいっせいになではじめたら、いとこに「やめて!死んじゃう!」って言われて… いい思い出です。
NPCたち/採用キャラクターのスプライトコンセプト
いろんなNPCたち。大半をそのまま採用しました。
「アドソン」のデザインは、スパムトンと関連づけて作りました。なので、実装されているバージョンは、このコンセプトアートよりさらにスパムトン寄りになっています。
「プリンター」はボツになりましたが、スプライトとダイアログはできていて、このキャラが演奏するプリンターをテーマにした曲もあったんですが…NPCが多すぎるなと思ってカットしました。
パレッタの初期アート…これは、なんなんでしょう?ちなみに、フィールド上のスプライトはGigiが描き直してくれたバージョンじゃなくて、僕が描いたこのコンセプトアートのほうに寄せられてると思います。キャッスルタウンのカフェにいるやつがちょっと違うのは、そのせいです。
…これ全部、本当にスケッチもなしに直接描いたのかな…?
SPLENDIDLAND作 コンセプトアート集
友だちのSamanthuel(別名Splendidland)が、Chapter 2用にコンセプトアートを山ほど描いてくれました。残念ながら、大半のコンセプトはゲームの最終版に合わなくなってしまったので、全部を使うことはできなかったんですが、どれもデザインが秀逸!一部だけでも使わせてもらえたのは、本当にありがたいことです。
特に「ペインター」は、ぜひミニボスに使いたかった… すごく楽しいシステムにできたと思うんですよね。
以下、Splendidland本人のコメントです!ゲームの中でどんな使い方ができそうか、アイデアもいろいろ出してくれました。
トビーからは、「サイバーワールド」というおおまかなテーマだけ教えられていて、それに沿って自由にデザインを考えてほしいと言われていました。採用されるのはほんの一部だけだろうと思いましたが、頭に浮かんだものを片っ端から描いていって、2~3日でこれだけアイデアを出しました。
01:ハッカーマン(名前は不明)。世界の秘密を暴きたい。特殊能力を持っているけど、自分ではそれに気づいていない。
キーボードを適当にタイプしまくったり、マウスをブンブン振り回したりして“ハッキング”する。他にも、どんどん笑える方法になっていく、とか?
02:イケメンフェイス…
03:“ハッキング”できる場所の上に立つと、頭のカーソルの形が指に変わる。そのことに自分では気がつかないので、プレイヤーが助けてあげないと何もできない。
04:ヘヘヘ…
05:「Funny Egg(ファニーエッグ)」。体内にバーチャルペットがいる。このペットの運命を、変えることはできるのか?(たぶんムリ)ペットが死んでしまうと、自分の存在意義を見失ってしまう(彼らの体は、生と死の戦場なのだ)。
06:破損した画像。人生、ズタボロ。
07:ごみ箱
08:「Trash Fly(ゴミバエ)」。その正体は、散らかっている「ゴミデータ」。
09:「Kiss-kiss(キスキス)」。
10:「Painter(ペインター)」。 『星のカービィ64』のアデレーヌみたいな感じだけど、雑な「MSペイント」っぽいエフェクトを使う(特にエアブラシとか)。
11:「Diskette(ディスケット)」。話しかけられるまで、その場でクルクル回転しつづける。「こんな姿だけど、ゲームのセーブはできないよ」。
14:「ポップアップ」。タイルの下に隠れていて、いきなり飛び出してくるやっかい者。おでこに触ると、一時的に地面の下にもどっていく。ウザい。
15:「Virus(ウィルス)」。頭を前後に揺らして、空中でホバリングしようとする。
20:「Masked Dancer(仮面のダンサー)」たち。お祭りに参加。色によって、動きのパターンやダンスのジャンルが違う。すごくざっくりのコンセプトです。
Chess作 コンセプトアート
闇の世界版バードリーの初期スプライトも、Chessが作ってくれました。
(…闇の世界でのバードリーは、通常版よりシャツのポケットが多いだけ、っていう案も出してくれました…)
テミー作 コンセプトアート
以上、特に見応えがありそうなコンセプトアートを集めてみました!
ここに載せられなかった、もっと雑なあれやこれも、いつかお見せするかも…!
最後まで見てくれて、ありがとうございました!